家電製品で最も広く使われていたストレージドライブがアナログHDDだった時代を覚えていますか?信じられないかもしれませんが、それはなんと12年前のことでした。Statista によると、2010年にはハードドライブ史上最高の売上を記録し、6億5000万台以上が販売されました。しかし同時に、ハードドライブの衰退の始まりでもありました。今やSSDが新たな王者です。
SSDメモリと比較すると、アナログハードディスクはストレージ容量が大きく、価格も安価です。しかし、SSDには高速処理能力、長寿命、HDDの最大容量動作時に発生する不快なノイズがないなど、多くのメリットがあるため、これは小さな代償です。HDDが遅く、ノイズが多いのは、すべての情報が物理的にハードディスクに保存されており、コンピューターがそれらの正確な位置を見つけるのに多大な労力を費やす必要があるためです。
SSDのパフォーマンス向上の秘密は、データが相互接続された小型のフラッシュメモリに保存され、そのメモリ自体が独自のコントローラによって、常に読み書きされる情報を処理することです。これらのコンポーネントは非常に小型であるため、SSDメモリはHDDよりも消費電力が少なく、同じ動作を実行するのにHDDよりも消費電力が少ないため、ノートパソコンなどの小型デバイスに特に適しています。
本日は、SSDメモリの特定の種類、 M.2 SSDについて解説します。これは、 Steam Deck 用の次世代ドッキングステーションの主役です。名前の通り、このSSDメモリを使用するには、マザーボードにネジ止め用のM.2ポートが搭載されている必要があります。省スペースで動作し、電源ケーブルも不要です。
M.2 SSDメモリはSATA(Serial Advanced Technology Attachment)またはPCIe(Peripheral Component Interconnect Express)/NVMe(Non-Volatile Memory Express)バスに接続できるため、お使いのマザーボードでどちらのバスが対応しているかを確認することが重要です。Steam Deck用ドックの場合、組み込む予定のM.2 SSDはPCIe 4.0スロットに対応しています。これは、大容量ファイルの処理やゲームの実行において、SATA(最大600Mbps)よりもPCIe 4.0の方がはるかに高速(最大1000Mbps)であるためです。
このドッキングステーションは、 42mm、60mm、80mm長のM.2 SSDモデルに対応しています。いずれも最大ストレージ容量は2TBなので、どんなゲームでもインストールできるでしょう!Steamデッキの空き容量が増え、携帯モードでプレイしたいインディーゲームを思う存分楽しめます。
M.2 SSD スロットを備えたドッキング ステーションで楽しめる Steam Deck 用ゲームをいくつか紹介します。
- マーベル スパイダーマン リマスター版 (75 GB)
- エルデンリング(60GB)
- ストレイ(10GB)
- 龍が如く 7 光と闇の行方(40 GB)
- ゴッド・オブ・ウォー(70GB)
- SEKIRO: Shadows Dice Twice (25 GB)
- ファイナルファンタジーVII リメイク:インターグレード(100GB)
- デスループ(30 GB)
- ホライゾン ゼロ ドーン (100 GB)
- ドゥーム(55GB)
- ディスオナード(9GB)
- エーペックスレジェンド(56GB)
次回のエントリーでお会いしましょう。
JSAUXチーム
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